九州焼酎分布・宮崎

【むぎ焼酎・こめ焼酎・甘藷焼酎・そば焼酎】

焼酎の消費量は日本一
一般的に酒販店で販売されている焼酎の度数が20度と、鹿児島よりも5度低くその為、焼酎を割るよりも気で飲むことが多いため消費量が多く、日本一となっています。

造られている本格焼酎は、県内の地域によって異なっています。宮崎県南部地域では、むかし大隅藩(現:鹿児島県内)の領土であったということもあり、甘藷焼酎(芋焼酎)が生産されています。
<尚、宮崎ではさつまいもを【甘藷】とも呼ばれます。>
鹿児島においては、【からいも】とも呼ぶ場合があり地域的で呼び名が変わるところもおもしろく感じます。また、芋焼酎であっても香りが抑えられた軽いタイプが主流であり、むぎ焼酎やそば焼酎等他の原料を使用した焼酎が飲まれているのも関係しているようです。

宮崎県中部地域においては、こめ焼酎の生産が盛んに生産されています。球磨焼酎とは異なる清酒風の風味を持った物から、球磨焼酎のような独特の風味を持った焼酎と、多彩に造られています。

宮崎県北部地域の大分県よりでは、むぎ・そば焼酎が盛んに生産されています。

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