九州焼酎分布・福岡

■こめ焼酎・そば焼酎■

古くから清酒生産が盛んな地域で、清酒製造の過程で出る酒粕:酒を絞った粕を原料に仕込んだ粕取焼酎(かすとりしょうちゅう)が造られています。その為、一昔前は焼酎といえば安い酒の代名詞だった訳です。現在では、酒粕を使用しない、こめ焼酎を始め、むぎ焼酎・そば焼酎など幅広い原材料を使用しての本格焼酎が造られています。

変わり種としては、喜多屋酒造(福岡県八女市)の「天の美緑」。原料に米と地元特産品として知られる緑茶を使用したものもあります。

九州には珍しく、「清酒」の蔵が多いのが特徴で、一級河川「筑後川」流域等米栽培が盛んな場所に多く分布しており、全国的に知られる蔵元も多く分布しています。また、九州経済の中心である福岡では人口規模、消費量が多量で、九州各地の焼酎が手軽に手に入り、居酒屋では東京都心部より名高い銘柄がリーズナブルに頂けるのも魅力です。

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