■魔王
ウイスキー・ブランデー等の長期間樽に貯蔵する洋酒は、呼吸作用等の熟成の為、少しずつ原酒が減少していきます。そのお酒を昔から「天使の分け前」と呼び、貴重で縁起の良い酒とされていました本格焼酎「魔王」は天使を誘惑し、魔界へ最高のお酒を調達する悪魔たちによってもたらされた特別のお酒と云う意味で命名。
■つるし八千代伝
芋の貴腐をイメージし、自社農園で全量栽培した「紅ハルカ」を生芋のまま一定環境条件下で2ヶ月間吊るし、酵素によるデンプンの糖化を促進させ、芋の密を生成しました。より甘味を引き出し、香りは穏やかですが、舌にのる密や紅茶のような味わいが特徴です。
■伊佐美
鹿児島の芋焼酎を一躍全国区にしたこれぞ芋焼酎という黒麹の本格焼酎。「東洋のナイアガラ」といわれる曽木の滝・鹿児島県産米の代表格『伊佐米』が穫れる伊佐市に蔵がある。
現在のように黒麹が一般的でない時代から黒麹にこだわっていた蔵が造った本格焼酎。 軽やかで柔らかな味わい、喉ごしが良いのが特徴。 未だ人気のある一本。
■クリオ八千代伝
つるし八千代伝同様に、自社農園で全量栽培した「紅ハルカ」を生芋のまま1ヶ月
低温熟成、酵素によるデンプンの糖化を促進させました。
その後1週間、氷結冷蔵で水分を飛ばしながら追熱と糖濃縮をさせる製法で、より
甘みと香りを最大限に引き出した逸品です。
■不被下候
西暦1559年薩摩大口の神社普請のおり、宮大工さんが落書きした木札が後の世に発見されました。
「永禄二年八月十一日其時座主ハ大キナコスデオチャリテ一度モ焼酎ヲ不被下候」(神主さんが大変ケチで、一度も焼酎を飲ませてくれなかった)と書かれたこの木札が日本古来の”焼酎”の文字がある文献と言われております。